フリーランスとして働く魅力は、自分のビジョンを現実化しやすいこと、働く場所や時間が自由であること、人間関係を自分で選べることなどだ。また、全て一人でやらなければならないというプレッシャーを自分に課し、スキルアップを目指す人もいる。
しかし、魅力がある分必ず不安もあるものだ。とりわけフリーランスに関しては、案件の獲得に関する不安は常について回るだろう。仕事を与えてもらっていた会社員時代とは違い、フリーランスは自分で案件を獲得しなければならない。そのうえ、案件を獲得できなかったからといって誰かが助けてくれるわけもなく、下手をすれば収入が途絶えてしまう。
フリーランスが案件を獲得するには、あらゆるルートからコネクションを探す必要がある。たとえばクラウドソーシングを利用したり、SNSを使って集客したりすることが一般的だ。また、オーソドックスに知人からの紹介も一つとして挙げられるだろう。
その中でもエージェントの活用は、最も安定している案件の獲得方法だ。エージェントとは、簡単に仲介業者と言っても過言ではない。フリーランスの売り込みや単価交渉、そのほか事務を代わりに行ってくれる。
特に単価に関する交渉では、どうしてもクライアントに主導権を握られがちだ。そこで第3者のエージェントが仲介することにより、対等な立場で単価交渉を行える。また、エージェントはフリーランスが知らない業界情報を持っていることも多いので、思わぬコネクションが手に入れることも考えられるだろう。